すごい

すごい、という言葉は、すごい便利な言葉だ。すごい人、すごい髪型、すごいビタミン、すごいでかい、すごいやばい、すごいギター、すごいおっぱい、すごいラリアット。どんな言葉に足しても、なんとなく意味が通る。そして、「あの映画どうだった?」「あー、あれ、すごかったよー。」みたいに単体で独立しても使える。なんとなく答えになってる。すごいぜ、すごい。
ただ、言葉ってのは、あれ、何回も使ってると、あきられちゃうんだよな。あきられて相手にぜんぜん、すごいのすごさが伝わらなくなる。これは、もったいない。ここぞというタイミングで、すごい、を使っていけたら、すごい相手に伝わるかも。そういう言葉の駆け引きとか、伝える言葉を選ぶことは、なかなかおもしろい。