十五の夜

いまからフェリーに乗って大阪へ。どきどき。なんで旅に出る前ってのはこんなに緊張するんだろう。説明できないような緊張。期待とか不安ももちろんあるけど、もっと大きな感情で胸が押し付けられるような気がする。それが、苦しくもあり、楽しくもあり。
何か大きな流れが変わる瞬間が、とても美しいと思う。例えば、夕焼けだったり、紅葉だったり。もし、旅に出ることが、日常を変える唯一の手段なら、ずっと旅をしていたい。ずっと変わっていけるなら、なんて人生は美しいんだろうなあ。